Skip to content

Why I Made 072Coin

072Coin carries more meaning than just its name.
This page shares a bit of the story behind it—and a little about me, too.

「072Coinはこうして生まれました。」

072Coinには、名前以上にいろんな意味が詰まっています。
このページでは、そのコインの物語と、私自身のことを少しだけお話しします。

How 072Coin Was Born

072Coinとは?同人音声×Web3の未来|Why I Made 072Coin

― 序章

072Coinは、日本発のアダルト業界と同人文化を愛する人たちに向けた、ちょっと不思議で、でも本気のミームコインです。

読み方は「ゼロナナニコイン」。オ◯ニーじゃないのでご安心を(たぶん)。

私自身、もともとこの世界とは縁のないところにいました。
そんな私が「同人音声作品」というジャンルに出会ったことが、すべての始まりでした。

「自分もこんな世界を表現してみたい」──そんな気持ちから作品づくりを始め、
そのとき名付けたサークル名が「072LABO」。これも「ゼロナナニラボ」と読みます。オ◯ニーラボではありません、念のため。

活動を続けるうちに、信じられないほど多くの方に応援いただけるようになりました。
同人って、趣味を深掘りして、誰かとつながれる。最高に楽しい世界なんだと気づかせてもらいました。

いつしか、こんなふうに思うようになったんです。
「この文化を愛する仲間たちが集まれる、“場所”をつくれないだろうか」

その構想こそが、072Worldです(読み方はゼロナナニワールド)。

そして、世界には“通貨”が必要です。ポケモンカードや人生ゲームのお金のように、
世界の中だけで価値を持つものって、実はとても面白い。

そこで生まれたのが、072Coin。

ギャグでもネタでもいい。でも、「価値ある遊び」として存在するコインがあってもいいじゃないか。

世の中は今、コンプラ、コンプラ、コンプラ……と何かと不自由。
アダルト業界は年々厳しくなっていて、やりたいことも制限されがちです。

でも、072Coinは自由です。
自分でつくったので、誰にも文句を言われません…たぶん。

価値なんてゼロ? それでいいんです。
子供銀行のお金と同じ。072Worldの中では、それが“ちゃんと使える”んです。

まあ、まだ072World自体はこれからなんですけどね(笑)

でも私は、この文化を愛する人たちが笑顔になって、つながって、
「ここにいてよかった」と思えるような未来を、072Coinでつくりたいんです。

Who Made 072Coin

072Coinとは?同人音声×Web3の未来|Why I Made 072Coin

― そして、ぼくのこれまでの話を少しだけ。

ぼくがこの世界に足を踏み入れたのは、2017年の春。
「同人音声作品」というものを偶然知って、「これ、もしかして自分でも作れるんじゃないか?」と思ったのがすべての始まりでした。

初めての作品は、2017年7月にリリースしました。
“音声なのにゲームっぽい”と話題になり、少しずつファンが増えていきました。
そして気がつけば、累計販売数は100万本を超えるほどに。
作品名は……ちょっとエロいので、ここでは伏せておきます(笑)


気がつけば、たくさんの作品を作り、グッズも出し、ドン・キホーテさんやAmazon、全国のアダルトグッズ店でも商品が並ぶようになりました。

音声作品もグッズも作り続けていく中、特にヒットしたのが、ルーインドオーガズムという音声作品。
ここから、「もしこの世界観を現実でも再現できたらどうなるんだろう?」という妄想が加速します。


音声作品の中では、非現実的な世界も自由に描けます。
シナリオも自由でヘッドホンを着けるだけで夢の世界が広がります。
マイクもとても良いものを使います。
たとえば、バイノーラルマイクという高性能マイクで耳を舐める音を立体的に録音すると、ヘッドホン越しでも本当に“自分の耳”が舐められているように感じるんです。

そして思うようになります。この音声作品の世界を現実に再現したらどれほど素晴らしいことだろうって。
まるで音声作品の中に入り込めるような場所を作りたくなったんです。

その結果が、同人音声風俗店「ルーインドオーガズム五反田店」。風俗店をプロデュースしちゃいました。
これがとても好評。他県から通ってくれる方もいて、ついには日活さん制作、ケンドーコバヤシさん主演のドラマにまでなりました。


ぼくは「楽しい妄想を、現実に持ち込む」のが好きなんです。
音声作品、グッズ、風俗店、イベント、メディア出演…
全部、ひとつの“世界づくり”の一部なんです。

そしてその延長線上の、072Worldという構想が更に膨らんでいきました。

Who I Am

072Coinとは?同人音声×Web3の未来|Why I Made 072Coin

― 早乙女おにぎりという人間について

ぼくの名前は、早乙女おにぎり。変な名前。
元芸人で、人を笑顔にするのが大好きです。

どんなことをしていても、心のどこかにはいつも「誰かを笑わせたい」「癒したい」という気持ちがあります。
だからこそ、音声作品という形で「楽しい世界」を届けようと思ったし、
その名前にも、“カッコつけるダサさ”と“やさしさ”を混ぜたかった。

ちなみに、“おにぎり”は日本の伝統的な食べ物で、
お米を三角に握って、海苔で巻いて中に具を入れる――とっても美味しいやつです。
外国の方は、ぜひ一度食べてみてくださいね。


早乙女おにぎりとしての活動は、音声作品だけにとどまりません。
派生グッズの開発、ラジオ出演、イベントでのトークライブ、そして風俗プロデュース…。
もはや“同人作家”という肩書きでいいのか、自分でもわからなくなってきました。

正直、同人音声作家が表に立つのはどうなんだろうと思うこともありました。
でも、まあ、別にいっか♪ と思って出てます(笑)

以前は100万再生された動画を持つYouTubeチャンネルもありましたが、
今のYouTubeはエロに厳しいのでバンされちゃいました。えへへ。

What Comes Next

072Coinとは?同人音声×Web3の未来|Why I Made 072Coin

― そして、072Coinが目指す未来

今の世の中、アダルトコンテンツに対する風当たりはどんどん強くなっています。
でも、ぼくは思うんです。

人間の“エロい気持ち”って、すごく大事じゃない?

笑いと同じで、それは人間にしかない豊かな感情です。
それを否定するよりも、もっと健全に、楽しく、こっそり楽しめる世界があってもいい。


価値って、本当に不思議です。
人間にとって高級なアイテムも、昆虫にとってはただの地球の一部です。
逆に昆虫にとって大切なものも、人間にとってはただのゴミということも。
でも、それでいいんです。
価値は、世界の数だけあっていい。


ブロックチェーンやWEB3は、まだちょっと怪しいし、難しそう。
だけど、近い将来、それが新しい“価値の体験”になる日がくると思っています。

072Coinは、そんな未来を先取りするための――
うーん…、ツール? アイテム? 仲間をつなぐ“何か”です。

よくわからないミームコインかもしれません。
でも、わからないままでも、「072Coinっていう謎のコインなら持ってるよ?」と自慢げに面白がってくれる人がいたらうれしい。


そして願わくば、世界中のクリエイターがつながって、
世界中の“エッチで素敵な文化”が交差する場所
ができたらいいなと思っています。

072Coinで、こっそり楽しい、でも健全で明るい未来を、一緒につくりませんか?